高知県長岡郡大豊町南大王
『西日本のダム巡り』 四国では国道ですらやばい道が多いので、林道はまともに走れるのかが心配であった。
南大王第7堰堤(SOBOカードの裏面から)
杉南大王第7堰堤は、吉野川中流域の南小川支流である南大王川に位置
し、高さ25.5m、長さ93.0mという四国最大規模を誇る砂防堰堤です。
コンクリート量は2.5m3にも及び、この堰堤によって8万m3もの土砂を
溜める機能を有しています。
南大王第7堰堤見学
南大王川に数ある堰堤の内、何故 ”南大王第7堰堤がクローズアップされているのかの
理由は知らないが、SABOカードを発行するのなら、もっと堰堤を解放しろと言いたい。
本日の高知県のダム巡り
南大王第7堰堤 ⇒ 穴内川ダム ⇒ 早明浦ダム ⇒ 汗見取水ダム ⇒ 汗見川堰堤 ⇒
朝谷第2堰堤 ⇒ 稲村ダム ⇒ 影の石谷堰堤 ⇒ 大森川ダム ⇒ 長沢ダム ⇒
大橋ダム ⇒ 中ノ川第2堰堤
南大王第7堰堤
みなみだいおうだい7えんてい
Road Map :国道439号線、立野地区から南大王川沿いの林道を約4km
南下すると、南大王第7堰堤がある。
Route Map:林道通行止め部から歩くことになるが、どこまで歩けば堰堤が
あるのか不安で何度も引き返そうと思った。
要求もしないのに頂いた ”南大王第7堰堤”のSABOカード。
南大王川
林道には大型ダンプ車の往来があり、結構、危険を感じた。
林道は通行止めがあり、片道30分の歩きを強いられた。
林道歩きの途中には何の案内板も無かった。
”上除橋”は ”かみのぞきはし”と読むのか?
国道439号線から南大王川の左岸林道を上流側に走っていると、
地図にも載っている右岸側に渡る橋が出て来た。
橋を渡り右岸側に入ってみるが車で走れるような村道はなかった。
”上除橋”から見た南大王川の下流側には見事な観光橋?が見えた。
渡ってみたかったが、時間が勿体ないので割愛した。
同じく ”上除橋”から南大王川の上流側を見てみる。
この上流に ”南大王第7堰堤”があるのか。
流れには、まだ陽が当たっていないのに仁淀ブルーの片鱗が見られた。
林道は落石が多かったが、崩壊個所は見られなかった。
改めて通行止めの理由をしりたい所だった。
車で左岸林道を進んでいると一番心配していた通行止めに出くわした。通行止めの理由は何も書かれていなかった。
ここからどの位歩けば”南大王第7堰堤”に行けるのか?
南大王川には堰堤が沢山あるが、殆どは樹木に隠されて見えない。
唯一、見えた砂防堰堤。
林道下に流れ落ちる無名滝。
はっきりと ”南大王第7堰堤”の表示は確認出来たが、
堰堤に下る階段入口にはがっちりと施錠されており、
樹木が茂り堰堤はまったく見えなかった。
林道歩きが30分を過ぎて、そろそろ諦めて引き返そうかと
考えていた時、第7堰堤の記念碑が目に入った。
林道から見える堰堤はこの程度。
これでは堰堤を見たことにはならないだろう。
階段入口も樹木で塞がれ通れそうに無かったので、
階段を下るのは一旦諦める。
階段入口の樹木を片付けると、その下側は普通に歩ける状態だった。
横から階段を見ると、樹木に塞がれているのは
入口だけで、その下は綺麗な状態であった。
堰堤上にも柵で囲まれ、何やらと記念碑があった。
堰堤の下流側にももう一段の堰堤が確認出来た。
お陽さんが当たる前でも ”仁淀ブルー”の沢水は見事であった。
堰堤の上流側には貯水は無く、単なる砂防堰堤の様であった。
気が付かなったが、更に下流側に下る階段もあったが、下流側に行くのは見送った。
約30分の林道歩きを終えて駐車地に戻って来る。
この先もたまに大型ダンプが通行する恐ろしい林道である。
林堰堤見学を終えて林道を引き返すが、なんで林道が
通行止めなのかは最後まで判らなかった。 (落石なのか?)
画像をクリックすれば読み易いサイズまで拡大します。 第7堰堤が選ばれた理由も
書いてありました。