新潟県佐渡市願

2017年04月25


日本の海岸、湖に戻る

Road Map :佐渡外周道路、県道45号線の最北端にある景勝地。
Route Map:無料駐車場から遊歩道を歩き、展望台を経由して山頂(?)に登る。
日本の海岸、湖』   山歩きが出来るとは知らなかったが、登ってみると最高の展望を得られた。
さど観光ナビから
 佐渡の秘境、外海府海岸のシンボル
標高164mの一枚岩が海に突き出している姿は圧巻。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』二つ星として掲載された巨岩です。 あたりは50万株
100万本ものトビシマカンゾウの群生地で、黄色い花が一面に広がる季節は多くの人が訪れます。 花の見頃は5月下旬〜6月上旬で、6月の第2日曜日は「佐渡カンゾウ祭り」で、鬼太鼓や民謡が披露されます。
大野亀
  単なる観光名勝地と思っていたが、展望の良い楽チン山歩きが出来て楽しかった。
ただ、直前まで晴れていた天気が曇ってしまったのが悔やまれる。
大野亀 (167m)
  ここまでに観光した弾崎灯台、二ツ亀と遊歩道で繋がっているのだが、余りにも距離が長いので、それぞれを車で移動して訪れることにした。 大野亀は
山頂まで登ることが出来る参道があったので、軽く山歩きもすることにした。
おおのかめ
散策時間:53分。山頂での晴れ待ち時間含む。
登り:22分。展望台経由。
下り:23分。展望所経由。
県道45号線沿いに広い無料駐車場がある。
二ツ亀と同じく駐車場に立っていた大きな案内板。
内容が多過ぎて読む気に成れず。
クリックで拡大します。
まずは海岸線沿いの展望台に行ってみる。 ”二ツ亀”が見えており、そこからの遊歩道が牧歌的な景観となっていた。
ここから見ると ”二ツ亀”が繋がっているのがよく判った。
遊歩道入口の広い駐車場はガラガラ状態。 8時03分に散策を始める。
何故か左の膝が痛み出したので、これ以上悪くならない様に ”芍薬葛
根湯”を飲んでおく。
展望台から ”大野亀”を見ると山頂まで登山道(参道)が伸びているのが見えた。
ならば登ってみようではないか。
多分にこの通行止めは一般観光客に対する判断だと思う。 自分の目で崩壊個所がどんな状態か見みてみないと納得出来ない。
展望台から下りて ”大野亀”の登山口に行くと、なんと通行止めの
看板が立っていた。 どう見ても通行止めにする状態ではないが・・・
とても参道とは思えない草生した道が続く。
登山道(参道)を少し登ると崩壊個所らしき所はあった。 一般的な山登りではこの程度は崩壊とは判断されず、やはり観光客向けの注意だったのだろう。 先程、県道をミニパトが走っていた。 この登山道は県道から丸見えなので、見付かれば警察に注意されるかも知れない。
ビクビク!
山頂付近は尾根筋となっており、冬枯れの樹木で覆われていた。
この斜面を横切る道が斜めになっており滑り易くて崩壊個所よりはるかに歩き難かった。登り中は樹林が無く、どこからも最高の展望だった。
石燈籠の後ろは小さい広場になっており三角点があった。 展望台経由で22分で山頂に立てたので、駐車場から直接ならば15分程で登れると思う。 こここそ展望台と思うが、神社もお寺も無いのに何故に参道と言っているのだろう。 標高は167mなのに本当に三角点?
緩やかに登る尾根筋の先に”石燈籠”が見えて来た。あれが山頂か?
山頂(?)の南側は急峻な崖っぷちになっており眼下に海岸線が見える。
標高は少ないが高度感はたっぷりである。
もっと先まで行きたいが危なくて程々で止めておく。
東側の展望には県道45号線がくねくねと伸びていた。
遠く残雪の ”金北山”も見えていた。 山頂は風が吹いてすごく気持ちが良かった。
雲が流れており晴れそうな雰囲気になって来たので、しばらく晴れ待ちをするが、
8分程でしびれを切らして下山に入る。
別尾根には藪道ではあるが踏み跡が付いていた。
先端に着いても展望は利かず、更に薮扱きして先に進んでみる。
下山時に展望の良さそうな別尾根の先端に行ってみる。
これ以上は危なくてダメの地点まで進んでみると、眼下の海岸線の岩礁が見えた。
観光的にはここを整備して展望台にすべきと思う。
下山時に再度、”二ツ亀”を眺める。 薄曇りなのが残念だ。
参道らしく入口には鳥居が立っていた。 この辺りは一面 ”カンゾウ”
が茂っているが、花が咲くのは6月に入ってかららしい。
この時期は何も咲いていなかった。
崩壊帯と言えない崩壊帯は雪庇状態になっているので、
端を通らない様に指示すれば通行止めは十分解除出来ると思う。
振り返り ”大野亀”を見る。 西側の急峻差と東側の穏やかさが
反対称的な面白い山だった。 こんな楽な山ならいくらでも登りたい。
写真を撮る為に車を停めた山側に大きな滝が見られた。無名滝だろうか? 滝に向かう踏み跡が見られなかったので、これ以上の滝見は諦めた。
”大ザレの滝”へ向かっている途中で県道から ”大野亀”を見る。
南側から見る ”大野亀”は崖に囲まれた島になってしまい、
山頂付近の尾根筋、石燈籠も確認出来た。
4月22日 龍双ヶ滝 仏御前の滝 阿弥陀ヶ滝 夫婦滝 −− −−
4月23日 赤岩不動滝 岩首養老の滝 ドンデン山 青ネバ渓谷 −− −−
4月24日 金北山 妙見山 −− −− −− −−
4月25日 二つ亀 大野亀 大ザレの滝 泊川滝 関の大滝 竜金岩
'17年佐渡島遠征